皆様、こんばんわ。
本日は川西市でペーパードライバー講習でした。
その際、お客様からある質問を受けました。
「何でハンドルにはこんなにいっぱいのスイッチがあるのですか?」と確かに一昔前までのハンドルは、中央部にホーンがあるだけのシンプルな構造でした。お客様は30年以上もペーパーの方で、車を運転することはもちろん、車に乗ることすら最近までなかったとの事で、記憶にあるのは教習車のハンドルのイメージしかないとの事でした。
最近の車には、さまざまなスイッチが付いているのです。なぜスイッチが増加しているのでしょうか?
従来のハンドルは車を運転する(車を曲げる)事を目的とし、その為ハンドル操作に不要なものはできる限り排除され、握りやすく疲れにくい形状が求められていました。
ちなみに、昔は教習所ではハンドルの握り方は「10時10分」の位置を握ると教わりませんでしたか?
これは従来のハンドルには特にスイッチもなく、パワーステアリングが車に装備されていなかったので、最も力の入る位置が「10時10分」と言われており主流になっていました。その名残で今もなお、「10時10分」と覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、最近の車では当たり前のようにパワーステアリングも装備されていますし、スイッチ類も増えている為、ハンドルを回すの事に力も入りませんし、スイッチを操作しやすい「9時15分」が主流となっています。
話も長くなりそうですので、スイッチが増えた理由については、また明日お話したいと思います。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。