皆様、こんばんは。
本日もスイッチの1つについてのご紹介です。もういいよと思われている方も多いと思いますが、お許し下さい。
さて本日のスイッチは「フォグランプスイッチ」です。昨年の12月11日にライトの使い方についてご紹介していますので、気になる方はご覧頂ければと思います。その際には基本的なライトの使い方などについてはお話しましたが、フォグランプについてはお話していませんでしたので、本日お話したいと思います。
まずフォグランプとは霧などにより、特に視界が悪いときに使用するランプになります。ヘッドライトより下に取り付けられていて、車のすぐ前を広く照らすものになります。ヘッドライトについては前方の遠いところを照らしますが、フォグランプはそれよりも手前を照らすイメージになります。
フォグランプは設置義務はなく、車種により付いていないものもあります。
フォグランプのスイッチはヘッドライトと同様にハンドル右側のレバーを使用します。(外車は左側)
ヘッドライトのスイッチはレバー外側に対して、フォグランプスイッチは写真のように内側にあります。手前側を奥に回します。ヘッドライトのように複雑なものではなくオン・オフのどちらかになりシンプルなものになります。
フォグランプは常につける必要はなく冒頭にも軽くお話しましたが、霧などのときに使用します。霧が発生すると、少し難しいですが空気中には水滴が浮遊している状態になります。焦点を定めずに空気中の水滴に反射しないように照らすのがフォグランプになります。
ヘッドライトではいけないの?と思われた方もいらっしゃると思いますが、ヘッドライトでは目の前が真っ白になり、周囲が見えなくなってしまいます。前方を照らすヘッドライトだと、灯りが小さな水の粒と浮遊している霧にぶつかってしまい、乱反射を起こしてしまいます。焦点を遠くに合わせようとすればするほど乱反射する量が増えてしまい、かえって前方が見づらくなります。ですので霧などの時にはヘッドライトの上向きは更に逆効果になってしまいます。
いかがでしたでしょうか?しっかりとしたヘッドライトとフォグランプの使い方を覚えておくことにより、視界が悪いときにも安全に走行できます。
それぞれの特徴を覚えておいて下さい。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。