皆様、こんばんわ。
昨日、自賠責保険の値下げのお話しをしました。
そもそも自賠責保険て一度は教習所の学科教習で聞いたことあるけど、よく分からないなんて方もいらっしゃると思いますので、少し紹介していきたいと思います。
まず自動車保険は大きく2種類に分けられます。
一つは、昨日お話した値下げが行われる自賠責保険と、もう一つは任意保険になります。
本日はこの自賠責保険についてお話したいと思います。
まず、自賠責保険とは「自動車損害賠償責任保険」又は「自動車損害賠償責任共済」の事をいいます。この二つは概ね同じ制度であり、略して自賠責保険といわれています。
この自賠責保険とは、強制保険として自動車を使用する際に契約が義務付けられているものです。すなわち自動車を購入する際には必ず入らないといけない強制保険です。自賠責保険に入っていないものは公道を走行できません。
ちなみに、自賠責保険に加入せずに運転した場合は500万円以下の罰金又は1年以下の懲役＋違反点数6点（免許停止処分）と、大変重大な違反行為になります。ですが基本的に自動車を購入する際に、車屋さんが加入してくれますので、入り忘れることはまずあり得ません。
ではこの自賠責保険とは何のための保険かと言いますと、交通事故によって他人を負傷させたり、死亡させた場合に支払われる保険です。
但し、この自賠責保険には限度額があります。
限度額が傷害による損害で120万円、後遺障害による損害で75万円から4000万円まで、死亡による損害で3000万円までと決まっております。いわば最低限の補償をするための保険と思っておいて下さい。
一見、死亡時に3000万円と聞くと高額のように思えますが、もし死亡させた場合は億単位の請求されることが大半です。
そのような万が一の時に備えて充実している保険が、明日紹介したいと思います任意保険になります。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。