皆様、こんばんは。
昨日のブログでは免許証の12桁の数字の意味について途中までお話しさせて頂きました。
本日は、昨日の続きの5桁目以降についてお話しさせて頂きたいと思います。
1桁目〜4桁目の意味については、昨日のブログをご確認下さい。
さて5桁目以降ですが、5から10桁目の6つの数字は、各公安委員会が管理するためのものです。各都道府県ごとの重複しない一連の番号が振られています。この数字は個人を特定できる番号となるため、詳細は公表されていません。
ですが「5、6桁目の数字から学科試験の点数が分かる」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
上述の通り、5桁目から10桁目は各公安委員会が管理するための個人番号になり、詳細が公表されていないこともあり噂になってしまったのかもしれません。
ちなみに噂とされているのは、100点満点から、5、6桁目の数字を引くと学科点数が分かるというもの。例えば5、6桁目が「00」だと満点、「10」だと90点といった具合です。
免許取得時の学科試験は90点以上で合格となりますが、基本的に合格した人の点数は開示されません。
この噂が事実ならば、免許証を持っている全員が90点以上の数字でなければならないことになります。
友人との会話で「学科試験分かるんだー」「私は満点だー」と信じている方も多いかと思います。
ですが免許証の番号で学科試験の点数が分かるという事実はなく、またこの部分の数字は個人を管理するための番号であるため、推測することはできません。
とはいえ所有者によって数字は異なるため、他の人と見比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
続きにはなりますが11桁目は、チェックデジットという入力誤りなどを確認するために用いられる検査用の数字です。10桁目までの数字をもとに自動的に決まります。
最後の12桁目は、免許証を紛失したなどの理由により再交付を受けた回数を表す数字です。新規取得は必ず「0」ですが、再交付を受けるとその回数に応じて「1」「2」と値が増えていきます。
このように適当に決まった12桁のようにも見えますが、しっかりと意味があります。
豆知識として覚えておくと、おもしろいかもしれませんね。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。