箕面市【ペーパードライバー講習】〜謎の棒〜

皆様、こんばんは。

本日は、車のフロントバンパーに装着されたアンテナのような棒についてご紹介したいと思います。

教習車にも格納式ではありますが付いており、お客様から「この棒は何ですか?」とご質問を頂きました。

まず正式な名称は「フェンダーポール」または「コーナーポール」と呼ばれるものになります。

フロントバンパーの端に装着し、車体前方の距離感や車体幅を分かりやすくするためのアイテムになります。

車のフロント部分の長さや車幅の間隔は、ある程度運転してその車に慣れないと中々つかめないものです。

ですがその状態では、例えば狭い駐車場などでどこまで壁に寄せていいのかなども分かりません。しかし、フェンダーポールを装着しておけば、車幅や車の先がどこまでなのかが分かるため、安心してハンドル操作ができます。

フェンダーポールは運転席から対角になる位置に装着するのが基本です。そうすることで、特に運転席から見えにくい部分の距離感がつかみやすくなります。

しかし、現在はフェンダーポールを装備する車はあまり見かけなくなりました

理由として、近年では安全機能が強化されたこともあり、コーナーセンサーなどを標準で装備する車も増えたほか、車を上部から見たような画角で映し出す「パノラミックビューモニター」などが採用されており、フェンダーポールに代わる装備が登場したことが理由として挙げられます。

 

このように、昔では当たり前だった装備が無くなり、新しい装備が登場すると現在の車の進歩がより一層分かりますね。

この他にも車には様々な装備があります。お車の購入を検討される際は、装備等もしっかり確認することも大事ですね。

本日もありがとうございました。

以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。