豊中市【ペーパードライバー卒業への知っておきたい事】〜ライトの使い方編Part2〜

皆様、こんばんわ。

本日はライトの使い方編Part2になります。昨日、ライトの説明をしましたが、本日はその中の前照灯(ヘッドライト)についてお話していきたいと思います。

まず最初に前照灯(ヘッドライト)の照射範囲についてお話したいと思います。

前照灯の光は上向きで100メートル、下向きで40メートルと決まっています。ちなみにですが、照射範囲は左右で少し違います。左右対象でないのにも気付いておられる方もいらっしゃるとは思いますが、実はこれは異常や故障ではなく、あえてそうなっています。

車の直前の壁などにライトの光を当ててみると分かりやすいのですが、右側より左側の方が少しではありますが、より広い範囲を照らすようになっています。わずかな違いではありますが、下向きでも右側より左側の方が、より前方かつ外側まで光が届き、広い範囲を照らすようになっています。

その理由については、日本の道路が左側通行であることと大きく関係しています。そもそもヘッドライトは遠くまで照らす方が、より見える範囲が広がるので安全上も好ましいといえます。しかし、光が広範囲になると対向車や前を走る車に眩しく、迷惑になってしまいます。だからこそ、両者の最適なバランスを決めて、照射範囲を法規で定めています。

右側はすれ違う対向車に迷惑にならないように少し範囲を狭く、左側は路肩の状況や歩行者などを発見しやすいように少し範囲を広くしています。

まとめると、できるだけ対向車などに迷惑にならないように配慮しながらも安全に運転できるようにサポートしています。これは自動車全メーカーを問わず、日本の道路を走る車全ての車に定められた要件です。

ちなみにアメリカなどの右側通行の国では全てが反対になっています。

 

色々お話していると、どんどん長くなってしまいそうなので本日はこの辺りで終わっておきます。ライトの使い方編は何回かに続きます。日々のブログが皆様の少しでもお役に立てれば幸いかと思います。

本日もありがとうございました。

以上はるまるドライビングスクールの松本でした。