皆様、こんばんわ。
連日ハザードランプについてお話させて頂き、本来の使い方についてはお分かり致けたと思います。本日はサンキューハザードや本来の使い方とか異なりますが、世の中で浸透している使い方についてお話したいと思います。
場面的にはたくさんあると思いますが、まず1番大事といってもいい使い方ですが、高速道路上での渋滞によって減速・停車する場合や道路上に異常事態が発生したときに、ハザードランプを点灯させ後続車に異常事態を知らせる時に使います。
他にもサンキューハザードを使う場面では、進路を譲ってもらった時や、同じような場面ですが合流時に、少し無理に入れてもらった際に、感謝の気持ちを表すために、ハザードランプを点灯させることがあります。
逆に割り込まれた際に、サンキューハザードがないと「イラッ」としてしまう…という方もおられるかもしれません。
ハザードランプは、本来車両の危険を警告する目的での装備ですので、正しい使い方とはいえませんが、ドライバー同士のコミュニケーションだと思って下さい。
他にも相手への、コミュニケーションとして駐車場で止まっている方が「今から駐車します」といってハザードランプを点灯する使い方もあります。これは通称リバースハザードといってショッピングモールなどの駐車場では、よく見かける光景でコミュニケーションを図るものです。
ですが、このような行為をするために無理をしてハザードランプボタンを押すのは、かえって危険なこともあります。特に運転に不慣れなペーパードライバーの方では尚更です。まずは運転と周囲の交通状況に集中するのが最も大事なことだと思います。
運転に慣れてきた時、自然にサンキューハザードができるようになるものです。現に教習所では教わりませんが、このようにやっている方が多いのが事実ではないでしょうか?
このようにハザードランプは相手へのコミュニケーションを図るツールとしても使われることがあります。運転する上で、自分が良ければいいわけではありません。皆様がコミュニケーションを図ることによって結果、交通の安全にも繋がります。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。