皆様、こんばんわ。
本日は昨日のブログの続きになります。なぜ車のスピードメーターは180㌔までの標示の車が多いのかということで、自動車の性能が向上したという所までお話しましたが、その続きについてお話したいと思います。
日本の高速道路での法定速度は100㌔ですよね?その速度で走行するためにはある程度パワーに余裕がないとずっと維持して走行することはできません。
ずっと平坦な道ならいいですが、もちろん勾配のある道もあります。
そして、高速道路の設計基準である6%勾配(これは高速道路の最大勾配になります。100m進んで、6mの高低差という意味です。)を走行した場合の走行性能と平坦走行性能に換算数値が180㌔となるからとされています
そうすることによってエンジンの負担軽減にもなります。100㌔しか出せない車でずっと100㌔で走行していれば、エンジンにもかなりの負担がかかりますよね。
なんとなく言われてみれば納得できないこともありませんよね?このように調べてみると正直色々な仮説が出てきます。
もちろん一般道路ですと、もっと勾配の急な坂道があり、37%の坂も存在します。これは大阪府と奈良県の県境にある「暗峠」と呼ばれる峠道です。
いかがでしたでしょうか?少しはスピードメーターが180㌔までの標示がされている理由が理解できたのではないでしょうか。ですがもちろん道路には制限速度が決められていますので、スピードを出せるからといって出してはいけませんが。
本日はこのあたりで終わっておきます。
ありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。