皆様、こんばんわ。
本日は前回に続き、車が通行する所についての続きのお話です。道路、車道、歩道とは?については理解して頂いたと思いますが、よく講習で聞かれる路側帯について本日はお話していきたいと思います。
歩道がない道でも歩行者が歩く場所が路側帯です。路側帯とは歩道のように1段上がっている所やガードレールがない道で、歩行者が歩く所を標示で示している所です。
路側帯について理解できたでしょうか?路側帯も歩道と同様に道路外の施設に出入りする為、横切り場合は車も例外的に通行できます。ですが路側帯とは少々複雑で3種類あります。
1つ目が今のような線が一本しかない路側帯です。歩行者と軽車両(自転車など)が通行できます。
2つ目が実線1本と波線の駐停車禁止路側帯です。通常の路側帯と同様に歩行者と軽車両が通行できますが、名前の通り駐停車が禁止となっています。
最後3つ目が実線2本の歩行者専用路側帯です。こちらも名前の通りですが歩行者のみが通行できます。車の駐停車も禁止です。
この3つが路側帯の種類になります。同じ路側帯でもそれぞれ全く意味が違うのを理解して頂きましたか?
最後によく路側帯と勘違いされるのが、車道外側線です。「聞いたことない!」とよく言われますが、確かに1度くらいしか聞いた事がない方が多いかと思います。ちなみに私も指導員になるまでは知りませんでした。
車道外側線とは写真のように歩道があり白線もある所です。路側帯とは違い、この白線は車道として扱われますので、車が通行できる部分になります。
本日もありがとうございました。
以上はるまるドライビングスクールの松本でした。