皆様、こんばんは。
突然ですが、新品のタイヤを見ると、ヒゲのような細長いゴムが表面に何本も付いているのを見た事がありますか?
この謎の毛は何かと気になっている方も意外と多いかと思います。
これは「スピュー」と呼ばれるものになります。
スピューは、タイヤの製造過程でできます。
タイヤは、天然ゴムや合成ゴム、カーボン、硫黄、シリカなどの成分でできていますが、製造時に材料を金型に入れて固めようとすると空気を抜く必要が生じます。
金型には空気抜きの穴がありますが、この穴にゴムが入り込んでそのまま固まったのがスピューです。
これだけ聞くと意味がよく分からないですよね?
スピューのほとんどは製造工程の最後に切られる運命ですが、一部はタイヤの表面が傷付かない程度にスピューを少し残して切ってから出荷している製品もあるといいます。仮にスピューが残っていても、タイヤの性能や実際の走行にはほとんど影響はありません。
要は、このスピューは私達使用者には特に影響もなく、関係のないものになります。
さらに、抜いたことがある方も多いかと思います。
確かにスピューに気付くと取り除きたくなる場合もありますが、そのときは切ってしまっても特に問題ありません。
ご存知ない方も、一度新品のタイヤの時は見てみて下さい。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。