皆様、こんばんわ。
本日は久々にペーパードライバー卒業への知っておきたいことについてお話したいと思います。
本日、講習を行ったお客様からギアのN(ニュートラル)って何のためにあるのですか?と聞かれました。
確かにそうですよね。P(パーキング)、R(リバース)、D(ドライブ)といったギアは使い道がハッキリしていますが、Nギアは全くといっていいほど使いませんので、使い道がハッキリしません。
ではなぜ、Nといったギアがなんのためにあるのか気になるのは当然だと思います。運転に興味が湧いてくると自然と分からない事が増えてくると思います。それは大変重要なことだと私は考えております。
分からない事が分かれば、また分からない事がでてきて、更にその疑問を解決していく内に、知識がついていきます。運転にもいい影響が必ずあります。
少し話はが逸れてしまいましたが、まずNギアの意味は「中立」という意味になります。ニュートラルと調べれば「中立」「中間」などと出てきます。
車のギアでNというと、前進でも後進状態でもないということになります。つまりエンジンの動力が伝わらないということになります。ということは車が前にも後ろにも進まないことになりますね。
しかし、車にはPギアがあります。ではPとNの違いは?となってくると思います。
Pギアとはご存知の通り車を駐車する時に使用します。つまり、タイヤがロックされ動かない状態にすることです。
ですので、Pはタイヤがロックされてしまうが、Nはロックされることはありません。
では本題ですが、なんのためにあるのか?と言いますと、教習所に通っている時の教本では停止時間が長くなる時に使うと書いていますが、実際使う事はほとんどありません。たまにタクシーの運転手が使っているぐらいかと思います。
ではいつ使うのかというと、故障時などに牽引や車を押す場合などに使用します。しけし万が一故障してしまった際でも、ロードサービスの方がやる事が多いため、ご自身で使うことは滅多にないかと思います。
これが車にNギアが必要な理由になります。頭の片隅にでも覚えておいてください。
またNギアはむやみに使用するのもではありません。ギアを痛めてしまう可能性もあります。よく下り坂などで使用すると燃費が良くなるという方もいます。
下り坂での使用ついては、話も長くなってしまいましたので、また明日お話したいと思います。
本日もありがとうございました。
以上、はるまるドライビングスクールの松本でした。